往西俊治のブログ

思ったことを書く

日米の上げ相場の期間等

日米の上げ相場は長くとも3月か6月前後までだと思います。

fedマネーストック、マネタリーベースが前者は下降が非常に緩やかになっており(厳密に言うとマネーストックは短期的には昨年の3月、11月くらいに上昇しています)、後者は上昇しています。加えてリバースレポ取引の残高もまだまだあるので金融市場は依然として金余りであることが示唆されます。






これらの指標がコロナ前の水準に戻れば緩和効果はなくなると見ることができます。
それであれば2024年後半か2025年前半あたりに株価の暴落が発生すると見立てられますが、他の考えられるシナリオとして例えば世界的金融機関の突然の破綻や新たな疫病騒動の発生、地政学的リスクの急拡大など何か突発的な大惨事が発生して暴落が開始する公算が高いと思っています。

というのも、私個人的には2~3月くらいまでしかこの上げ相場は続かず、下降トレンド入りすると見ているからです。

ただ、今年度から始まった新NISAの件を考えると(これは日本だけですが)、年央くらいまである程度上げていかないと新規加入者が怒り(投資は儲かると学習させてシャブ漬けにできない)、政権支持率も下がるので、年央くらいまでは曲がりなりにも日本株は上昇基調の強い相場になるのではないか・・・・・・という風には捉えています。

ちなみに、ここのところの日本株の高騰は単なる指数遊びに過ぎず、値上がり銘柄が少な過ぎます。
新NISA効果か中国人投資家のオフショアETF買いの影響かはわかりませんが(もっとも外資投資銀行の連中が仕掛けを入れているだけなのはわかっているのですが、上海市場が開く時間になると毎回底堅い値動きを日経平均指数は示現しているので中国人投資家のETF買いの影響が大きいのではないかと思っています)

そのため、現在は日経平均先物買いのみの片張りデイトレードスキャルピングを行っています。

追記:1月のSQは幻のSQでしたが、現物指数を先物買いと現物の値がさで吊り上げるやり方があまりにも露骨過ぎて笑いました。