往西俊治のブログ

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NYダウ新高値更新の公算大

NYダウは中期の高値を抜いたことや、値上がり銘柄が明確に増えてきたことから高確率で2021年12月につけた新高値付近まで上げると思われる。

新高値更新の公算も高いであろう。

 

 


DAX(ドイツ平均株価)は既に新高値を取っており、このようにG7の他国の指数が新高値を取った場合、他の同参加国も新高値を取る蓋然性が高い。

 

 


(これは去年の私の誤算だったのだが、2022年後半に異様に強くなり出しFTSE(イギリス平均株価)などは中期内での高値を取って来ていたのに、ヨーロッパ株式指数の変化を甘く見ていたので、日経にも同じことが起きる*という考えに至らなかった)

 


*上のG7参加国の株価の連動性の考え方で見た場合の話


また、アメリカ市場では全体的に値上がり銘柄が明確に増えてきているのはSP500やNASDAQも同様で堅調に推移するだろう。

この理由は値上がり銘柄が増えてきたことに起因する。
(マグ二フィシェント7以外の小型株もバランスよく買われている)


このような変化が見られたため、NYダウは2週間前からロングしている。

弱気ポジションは一旦は精算したが、手痛いダメージは受けていない。
(私のポートフォリオは数種類に分散されているので、異なる資産クラスがプラスになっている)


向こう2~3か月程度は強気相場の高値模索が続くと思われる。

しかし、今年の3月の地銀破綻、クレディスイスの破綻劇から現実は何一つ変わっていない。

むしろ、悪化している。アメリカの企業決算では、銀行は債権の含み損の一部を計上しないで保留して良い=隠して良いというイカサマプログラムがFDICの設立とともに、政府に1年の期限付きで公認されているので、銀行の実情を外部が把握するのが困難になっているのだ。(このプログラムの有効期限は来年3月に切れるという)

 

こうした債権の含み損を合算させた本当の決算を発表した場合、実質的に銀行はボロボロのことと思われる。

 



だから、こういった大手も含んだ銀行がいつ破綻してもおかしくない状況に現状あるのである。




株価はこういった極限的な悪材料を無視して上昇している。
典型的なバブルの末期相場である。
(個人的にはITバブルに酷似している気がする)


既述の通り、
アメリカ政府が経済指標を発表しているのだが、これはイカサマである。
アメリカ経済は決して強くなどないのだが、こういうときは発表される経済指標・相場の流れに素直に従うべきである。


自分の読み・分析の方がファンダメンタル的には確実に正しくても、株価はその通りにならないことは多い。



官製相場となるとなおさらである。

 


リーマンショック空売りした人たちも個別株のEPSが劇的に下がっているのに株価が下がらずにおかしいと憤っていたのだ。

 


ジョンポールソンという人の書籍でそのことが伺える。



アメリカ政府は来るべきときまで都合の良い経済指標を発表するだろうから、それも見越しておくと良いだろう。

 


来年は日本株も2000兆円の個人資産が新NISAで稼働するので、嵌め込み前に個人に飴を与え、個人をシャブ漬けにしてくるであろう。
だから、1980年代後半のバブルの高値を日経平均は超える公算も高く、おそらく年央までには示現すると思われる。


しかし、個人的には今の上昇トレンドは数か月の短命で終わると思うが、どうだろうか。

 

 

来年に深刻な経済危機が起こる公算が高いので、不謹慎かもしれないが、来年には期待している。

考えられるシナリオとしては、大手金融機関の破綻、パンデミックの再流行、戦争の激化・広域化である。

 

 

 

※この記事は下書きなので随時追記していく