往西俊治のブログ

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米の経済指標はデタラメが多い

アメリカ政府発表の経済指標のほとんどはインチキだと言われています。アメリカには戸籍、住民票の制度がありません。
そのため、雇用調査などでも"1人の人物の掛け持ちバイト3つ"”3人の雇用"として記録してしまっているそうです。

例えば、Aさんが3つのバイトを掛け持ちしたから、その3つのバイト先が雇用調査に回答し、3人としてカウントされてしまっているというお粗末さです。
つまり、Aさんという1人の人間が数字上3人に化けたということになります。

こんな感じで雇用統計が毎月発表されているわけです。
私のアメリカの友人が言っているのは、
「景気が冷え込んできており、治安の悪化や詐欺の横行など例年では見られないほどのリセッションが散見される。政府が発表している経済指標の多くはペテンであろう」
という話であり、皆口並みをそろえています。

例えば、3年前の米国大統領選、2年前の上院か下院のいずれかの選挙ありましたが、そんときに南北戦争時(1861~1865年)の人間(つまり死人)が投票していた(誰かが不正を行ったのでしょう)ことになっていたことが発表されました。


戸籍制度がないので、こういうデタラメが多発する国です。



まさか、こんなデタラメなことが先進国であるはずのアメリカで起きることはない、そういうことが起きないシステムになっていると多くの人は思うと思いますが、西洋人のテキトーさは半端ではありません。
私は西洋人(友人のほとんどは外国人です)と長年付き合っているのでわかりますが、男も女も日本人、韓国人、中国人あたりの東アジア人と極限的に違います。



彼らは細かいことが気にならなさすぎるという感じです。




物凄い例を出すことが出来ますが、尾籠な話になるのでやめておきます。




ただ、わざとアメリカ政府は上の様な杜撰な経済指標の集計、発表を繰り返している可能性があります。それによって政策金利を吊り上げる口実ができるからです。




(話は変わりますが、季節調整係数だとかをいじるようになったのは、私が覚えている限りでは今年の年初からだったと思います。インチキ度合いが今年から一気に上昇したわけです)

 

 

 

いずれにせよアメリカは末期状態です。
ある日突然、何らかの極大ショックが発生すると睨んでいます。
地方銀行破綻、スイス投資銀クレディスイスが破綻してから世界の状況は何も変わっていないわけです。

むしろ悪くなっています。

 

 

中国はアメリカ、アメリカは中国が最大の貿易相手国です。



中国のカントリーガーデンやエバーグランデが破綻すればアメリカは元より全世界経済に絶大な悪影響を与えることになります。

 

 

こうした最悪(買いポジション、強気のポジションの人にとって)と思しき状況で根拠のない楽観論が見られ始めました。
BNPパリバショック、ベアスターンズの破綻から何も学ばなかった人が多く散見されらたリーマンショックを彷彿とさせられます。




私は弱気ポジションは依然として維持したままです。