いつも気になることがあるのだが、罫線屋って何なの?という話です。
ツイッターで海外のトレンドを見ると、時折、NVIDIAがどうのこうの、BITCOINがどうのこうのトレンドに挙がっています。
そういうのを見るとチャートに罫線=ラインをひいている人を非常に多く見受けます。
こういう人を見ると、何やってんの?と本気で思えます。(特に斜め罫線を引く人)
罫線屋というのは株式等でテクニカル分析を行う人を揶揄して形容する用語です。
テクニカル分析で、中・長期の安値と直近安値、中・長期の高値と直近の高値に罫線を弾いたりしていて、
「それでトレンドラインを超えたとか、割り込んだ」
「高値切り上げだ!」
「安値切り下げだ!」
とか言っている人が大変多く存在します。
高値が切り上がっていることや安値が切り下がっていることは素人でも誰でもわかります。そんな情報に何の価値も有りません。後述しますが、例えば暴落は高値切り上げ後に高頻度で発生します。
テクニカル分析で当てになるのは厳密な意味合いでは出来高のみでしょう。
移動平均線などは現状把握には使えますが、これを用いて売買することは私は皆無です。テクニカル分析に関しては、出来高以外の情報は、現状把握にのみ使用するのがスマートだと私は考えています。
出来高急増した時は、トレンド形成の公算が大きいでしょう。(これは感覚的に中学生でもわかることでしょう)
ただ、テクニカル分析はアノマリー的なモノはあります。例えば、水平に目立っている安値に罫線を引くと、チャートがそこで何度も反発しているというようなことがわかる例です。
これはIndex(日経平均だとかSP500だとかの指数)で言えば、そこが先物、オプションの大口建玉保有価格帯、損益分岐点になっている投資銀行が少なくないことを多くの場合、示す場合が多々あります。
(私は海外投資銀行による露骨な株価操縦を幾度となく見たことがあります。ある時は暴落相場でです。