往西俊治のブログ

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ヘッジを必ず用意する

■ヘッジを必ず用意する


これはどのような物事の成功でも欠かせない必須要件でしょう。例えばビジネスでもひとつのポジションだけで勝負しようとすると、もしそのポジションがダメになった時、自分自身がぽしゃることになる

 

だが、そのポジションのヘッジとなる出来れば正反対のポジションを事前に用意しておくと転ばぬ先の杖となり、どうにでもなる

 

これは株式取引を機関投資家がわざわざロング(現物買い)とショート(※信用売り=空売り)の両建てで行っている理屈がなぜなのか?
それと照合して考えると非常にわかりやすくなる

 
※厳密には機関投資家は信用売りはしないで株主からの貸し株(契約内容は自由)で空売りする


株式取引では不測の事態が突然起こることがある
例えば天変地異だとかそういう人知の及ばぬ現象
そういう不測の事態のためにプロの機関投資家はヘッジを必ず用意しているのである



自分の見立ての方に比重を置いてポジション構築するのだが、必ずヘッジとして逆のポジションも用意しておく


これは冒頭で述べたようにビジネスの秘訣でもある


例えば、
ひとつのメディアに依存しないで多彩なメディアで攻めていく
或いは、ネットだけでなくリアルでも活動しリアルの人脈を構築しておく


自分のビジネスとは真逆の分野でもポジショニングしておく



こうしたことを事前にやっておくと何が起きても困るという事がない
何か起きて困るという人はリスク管理が出来ていない人である


私は基本両建て
二足の草鞋どころではなく四足、五足の草鞋を履いて行動している



両建ての大切さは株式取引、先物オプション取引で学んだ
両建てで、すなわち柔軟性があり視野が広ければ
上昇相場(好景気時)だけでなく下降相場(不況時)でも勝つことが出来るのだ


特にオプションでは上がっても下がっても必ず利益になるというスプレッドや損失最小の損失限定で大きな利益を産むスプレッドを組むことが出来る。
CallやPutの裸買いをするのではなく、買いと売りを組み合わせていく。
一般に、株式や先物よりもオプション投資家は理知的な傾向にある。


自分のビジネスでもオプションのようなスプレッドを組めれば
周りが青色吐息で顔面蒼白で青ざめているときに
天下泰平とした顔でいられる